# 20240717105824 LTspiceで部品を追加したい 非標準部品編 #tech #electronics #ltspice 20240717 現在、Program Files以下ではなく、ユーザーディレクトリ以下に配置する方がよさそう。古い記事だとそちらに入れるように書かれている場合があるが、読みかえて対応する。 標準部品(トランジスタなど) の場合は手順が別。 ここでは、電子楽器系の人が使いそうな[LM13700](https://www.ti.com/product/ja-jp/LM13700) を追加する例。 必要なもの: - `.SUBCKT` ではじまるテキストファイルで表現されたモデル(拡張子は特に統一されていない。 .MODとか、.CIRとか、.libなど、色々ある) - .asy ファイル(LTspiceの回路図上での表示) .asyファイルが無い場合: [[202112141313 LTSPiceに部品を追加する簡単すぎる方法|LTSPiceに部品を追加する簡単すぎる方法]] で作るか、自分で.asyファイルを作る(todo: やり方のメモを作る) こちらからダウンロードした。 [LTSpice 用 LM13700 ライブラリ](https://gaje.jp/2007/11/02/326/) LTspiceのユーザーディレクトリは、 `%HOMEPATH%\Documents\LTspiceXVII\lib`。 - 非標準部品(というかサブサーキット)の .SUBCKTファイルは、ここの sub 以下に置く。`my_model`というフォルダを作って`LM13700.MOD`を追加した。 - .asy は ここの sym 以下に置く。 `my_symbol`というフォルダを作って、`lm13700.asy`を追加 ここまでの操作で、LTspiceを起動、回路図エディタでComponent追加のダイアログから選べるようになっている。 ![[Pasted image 20240717112907.png | 500]] .asyファイル側には、 .SUBCKTファイル名が記されているが、フォルダに入れるとそこは見にいってくれないようだ。 ![[Pasted image 20240717113428.png|500]] 下図のように、 "Sym. & Lib. Search Paths" にフォルダを追加すれば使えるようになった。 ![[Pasted image 20240717113527.png]]